為替初心者 Lesson 7
安心な為替取引
初心者の証拠金維持率
「マージンコール」がかかる証拠金維持率は、FX会社によって異なります。
では、初心者に最適な証拠金維持率はどのくらいなのでしょうか。
FX取引で損失を出していないときは、証拠金維持率は常に100%を超えていることになります。
ここから数字が下がれば下がるほど、損失を出していることになるのです。
FX会社の殆どはは証拠金維持率が50%を切った段階で「マージンコール」がかかる設定になっていますが、
もっと高い維持率の段階で「損失が大きくなっていますよ」と知らせてくれるFX会社もあります。
初心者のあなたなら、やはり大きな損失を出すということが一番怖いでしょうから、
できるだけ証拠金維持率が高い段階で「マージンコール」をかけてくれるFX会社を選ぶと安心です。
最低でも50%と設定されているFX業者にしておくと良いでしょう。
ただし、この「マージンコール」がかかる証拠金維持率も、レバレッジによって設定が違っています。
レバレッジが高ければ、それだけ証拠金を失う可能性も高くなるので、
維持率が高い段階で、「マージンコール」がかかるのです。
レバレッジは、あなたの取引スタイルや資金によって決める必要があります。
「マージンコール」は、損失を最小限に食い止めるための安全装置のようなものですから、
レバレッジとのバランスをしっかりと見極めて、FX会社を選びましょう。
マージンコールを活用しよう
あなたがFX取引において損失を出し、FX会社に預けた証拠金の一定額を割り込んでしまった場合、
追加証拠金の入金を求められることを「マージンコール」と言います。
詳しくは外国為替証拠金取引FAQの、「リスクヘッジ・マージンコールとは?」の項に詳しく解説していますので、ご参照ください。
マージンコールがかかると、その時点であなたは取引内容を見直さなければなりません。
もしそのまま放置していれば、取引の強制決済である「ロスカット」をされてしまうからです。
取引に慣れ、マージンコールがかかる前に損切りができるようになれば、
だんだんと出す損失の額も抑えられるようになってくるはずです。
そうすれば、必然的に利益を上げるノウハウが身についてきます。
マージンコールの仕組みを活用することで、損失を出すというリスクを最小限に抑え、
なおかつ利益を生み出す取引への転換を促すこともできるのです。
FX初心者の損切り・ストップロス設定
ストップロスとは、投資家が自ら進んで、損失を限定させること(損切り)です。
FXには、「ロスカット」という、大きな損失が出た場合に、強制決済されるシステムがあります。
しかしながら、「ロスカット」が適用されるときには、
すでに元手となる証拠金が失われている場合が多くあります。
そのため、「ロスカット」だけを、損失を限定させる唯一の方法としてしまうことには、
大きなリスクが伴うことになります。
そこで、「ここまで下がったら、自動的に取引をやめる」という、注文方法を活用します。
この注文方法を、ストップロスと言い、ストップロスを活用することで、
「ロスカット」される前に、損失額を一定の範囲に限定することができるのです。
このストップロスを上手く使った注文方法に、トレール注文というものがあります。
たとえば、1ドル=90円のときにドルを買い、その後1ドル=100円にレートが動いたとします。
そこで、1ドル=95円でストップロスの注文を出しておきます。
そうすれば、その後1ドル= 100円を割って急激に下がってきたとしても、
出しておいた1ドル=95円で自動決済してくれるのです。
このようにトレール注文にしておけば、買値よりも値段が上がれば、必ず利益が出るのです。
ストップロスにしておかなければ、もっと利益が出ていたという場合もあるかもしれません。
しかしながら、ストップロスにしておくことで利益を確定し、
損失を最小限に食い止めることができるのですから、トレール注文を活用しない手はありません。
損切りは、初心者にとって心苦しいですが、
「もう少し待てば、自分の都合のいいようにレートが動くかもしれない・・・」
そう思って、ズルズルと損切りをしないでおくのは、決していいことではありません。
レートの読みが外れて損失が出たときは、 思い切って損切りして、
負けた気持ちをひきずることなく、次の取引に臨むということが大切です。

